
飢えた人には魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えてあげなさい。って・・・・よく、聞く話です。
私は、先にお魚をあげてしまいます。
それから、釣り方を教えてあげるべきです。飢えているときに、釣り方を教えても、非効率です。人は、まず、生存の欲求が満たされなければ何も前に進めません。
飢えているなら、まずは、飢えを満たすこと。
すぐに結果が必要なんだ。
すぐに何とかしたいんだ。
回りくどいことなんて聞いている場合じゃないんだ。
焦って、不安でどうしようもない時があります。
そんな人に、基本が大切ですからと抽象的なことを丁寧に教えたところで何も吸収できません。
苫米地先生が、例えば新人で仕事で躓いている人に、気休め的なことを言って励ますよりも、まずは徹底的に業務を叩き込みなさいと、書いてありました。仕事の不安や悩みは、仕事が出来るようになることでしか、解決できないということです。
まずは、お魚を食べてください。
落ち着いたら、もっとたくさん食べられるように、お魚の取りかたを学んでください。
具体的に、今すぐ試せることを先に書いていくつもりです。嘆いたりする前に、まずは、出来ることを一つ丁寧に積み上げてみてください。
構成として、先にお魚を並べます。
美味しいところだけ、食べてください。
それでも、お魚は食べてしまえばなくなります。
もう二度と飢えないためにも、準備を初めてください。
カンフル剤は、一時的なものにすぎません。
私が、売り上げが上がり同じことを真似する大先輩がたくさん出てきました。それは、一時はいいのです。数字も一時的に伸びるのですが、所詮、モノマネです。思ってもなかったことで、ほころびがでてきてしまうのです。
接客は、人が相手です。奥深いところでの繋がりをつくりあげるには、自分自身を磨きあげていく時間と労力が必要です。
そのレシピは、次の章にまとめていきます。