不登校になった時に親しか出来ない3つのこと

今日も、学校を休みました。
今日は、午後から学校に行きました。
先生が家庭訪問に来てくれました。子供は裏口から逃げていきました。
今週はまだ学校に行きそうにありません。
父親に小言を言われ、家の中で暴れてしまいました。
登校前になると腹痛を訴えます。
部屋にこもったまま、ずっとゲームをしています。
家族の誰とも話をしなくなりました。

 

それ、お母さん不登校の始まりです。

学校に行けなくなった子供を、どのように受け入れ、どのように接していくべきなのか、お母さんは苦しい抜け道のない迷路でさまよいます。それ以上に子供も苦しみはじめます。
不登校の数だけ、理由も様々ですが、それでも、回復のために不可欠なモノが共通してあります。そして、実は抜け道や、逃げ道、近道がちゃんとあります。子供が不登校になると親子共々、一時的にパニックになってしまいますね。とにかく、呼吸をしましょう。深呼吸です。そして、お母さんがまず、一歩前に出ましょう。悩んでいる時間はありません。やるべきことがあります。私の場合は、手探りで抜け道を探しました。私が未熟なために、ずいぶん回り道をしてしまいました。そんな、体験者だからこそ現場の闇を見ることになります。あの時の痛みは、体験しているからこそわかる無力感を知っています。
指導書、育児書に書かれていることは、正論過ぎて、答えも絞られていないことが多く、じゃ、具体的にどうしたらいいの?と、余計に迷いました。溺れている状態の人に、プールサイドから、マイクで浮き輪の正しい使い方を指導されているように思いました。本は、お母さんが長期戦を覚悟して、落ち着いた時にはとても参考になります。
溺れている時は、手を伸ばせば届く浮き輪が必要です。今すぐにできることがたくさんあります。具体的です。サクッと読み終わったころには、お母さんが勇気をもって一歩踏み出せるように書きましたのでお付き合いください。

不登校に親がすぐに出来る3つのこと

子供には聞ける範囲で休みたい理由を聞いてみます。大抵は、親が納得のいくような答えは返ってきません。でも、いいのです。反論もしない、説教もしない、説得もしないで聞きます。これは、非常に難しいのですが、この時に、子供と揉めると事態は長引くだけなのです。風邪をひいたと思い込んでください。熱がないだけ。お薬が出ないだけ。そう思って、風邪を引いた子に接するようにすると、気持ちが落ち着くはずです。そして、子供に考えてもらうために、休むなら熱がないから、学校になんていう?と聞いて下さい。
この会話には、お母さんは理解しているよ。でも、学校には、お母さんがちゃんと説明するよ。安心して休みなさい。という意味がこめられます。

①まずは、学校への対応です。

子供が学校に行きたくないと示した時は、休ませるということになるのですが、学校に連絡をしなければなりません。この時に、先生との連携を作りたいところなのです。現状を伝えて、相談を兼ねて一度学校に行きます。
家での様子と、お母さんが心配なこと、子供の生活を家でどのように見守っているかなどを簡潔にメモしていきましょう。
学習を自宅でどのように進めたらいいかなども相談にのっていただきます。
先生からのアドバイスは目の前でメモを取って下さい。
学校の先生だって、人だということを忘れないこと。
子供の不登校に関心がない親に対しては、先生は話をすればわかります。学校任せにしてしまう親も、見抜かれます。他人事のように話をする親もいます。そんな非協力的な家庭の不登校には、先生も学校もはっきり言ってお手上げなのです。こんな場合は、先生は、形式的で事務的な対応をするしかありません。そして、子供が学校に戻る時に受け皿がなくなるのです。物理的になくなるのではなく、肌感覚的に居場所がなくなるのです。家でも学校でも居場所がなくなった子供はどこに行けばいいのでしょう。そうならないためにも、学校と先生と密に連絡を取って行ってほしいのです。もし、学校に行けそうになった時に備えて、我が子が学校でスムーズに受入てもらえるためには、先生と学校の協力を最大限に引き出すことが大切です。学校と不登校の子供のパイプをつくれるのは、お母さんしかいません。
「家でも、子供と真剣に向き合っていきますので、どうか今後もご指導いただけますようにお願いします。」と、頭を下げてきましょう。礼を尽くすという態度で望んでください。但し、学校や先生によっては、お母さんがどんなに熱心な態度でお願いしても、対応が雑な場合があります。その時は、やれることはやって来たので、どこかで線引きをして、次に子供を受け入れてもらえるところを探して下さい。

②次は、家庭の環境を整えることです

不登校になると、男の子に多いのですが、ゲームで一日過ごすようになります。ゲーム好きの子が学校に行かないと訴えって来た時には、ゲームを自分の部屋に置かないことです。スマホ、ゲーム、パソコン、これらを、リビングに置きましょう。よく、ゲームの時間を制限したり取り上げたりすることがしばしばあるのですが、これは、無理があります。取り上げるのではなく、リビングに場所を変えるのです。あとは、今まで通りにさせてあげます。家族の生活の中でゲームをさせるのです。これは、目的があって、孤立させないために是非お勧めです。隣では、テレビを見るおばあちゃんがいるかもしれません。リビングで家計簿をつけ、明日のお弁当の準備をするお母さんの姿を、ゲームをしながらでも見えています。お風呂上がりのお父さんのビールを飲む姿が見えます。そんな中で、ゲームに熱狂させておきましょう。リビングでゲームをする居場所を作るのです。自分が不登校になると自分だけの生活になり自分時計が動き始めます。自分時計は世の中の時計と大きく狂い気が付くと昼夜逆転になってしまいます。けれど、周りの家族は世の中の時計で動いています。家族それぞれの生活に巻き込むと本人も一日の時間の流れが作られていきます。これは、昼夜逆転を予防できます。
子供部屋は、寝室として使わせます。これは、引きこもりにならないための予防策になります。ゲーム、スマホへの本格的な対策は、もっと、子供が落ち着いてから考えることになります。
女の子の場合もリビングで過ごせる時間を多く取れる工夫を考えて見て下さい。女の子は、お母さんの手伝いや買い物に付き添ってくれるようであれば、積極的に連れ出してあげるといいです。
家族で、不登校の子供の居場所を家の中心に置いてあげて欲しいのです。どんな状況の自分でも、家族は受け入れているんだ。という安心感を与えて欲しいのです。

③ご飯を作りましょう

ご飯をみんなバラバラの時間に食べていないでしょうか?子供のことで、相談を受けるのですが、よく話を聞いていくと、不登校の子の家では、ほとんど子供が一人でご飯を食べていました。私の知る限り9割です。
こどもがある程度大きくなると、大人は、錯覚してしまいます。もう中学生(高校生)なんだから、どうせスマホを見てご飯を食べているから、といって、ご飯はそれぞれに食べても大丈夫と思ってないでしょうか?一緒にご飯を食べることを軽視してませんか?まだまだ、子供なんです。平気なようで平気ではありません。まだまだ、幼いのです。心理学の領域になるのですが、幼児期に得ることが出来なかった愛情を、人生のどこかで帳尻を合わせるかのように要求するのです。もしかすると、その帳尻が今の不登校で出ているのかもしれません。だとしたら、もう一度、基本に戻し積み重ねていけばいいのです。
基本は共にくらすことです。
温かいご飯を怒りながら食べれないですよ。不安な気持ちを抱えていても、ご飯を食べている時は、ご飯の時間なのです。今朝とれたての、赤いトマトを食べて悪いことを考えれません。お母さんの作ったオムライスを食べながら明日を憂鬱に思う暇はありません。人は、一度に二つのことは考えられません。おいしい。と思っている時に、他のことは考えられません。
おいしい。感覚を取り戻しましょう。
ポイントは、湯気です。夏なら、氷。
それから、料理のおいしそうな香りです。
忙しいお母さんは、レンチンでもいいと思うんです。近くのスーパーで買ったコロッケでもいいのです。時には、ファミチキ。時には、コンビニのおでん。文明の力に頼りましょう。完璧を目指さずにできることをできる範囲で一歩ずつです。でも、必ずお皿に移して、温め直してください。この時に美味しい湯気が出ます。美味しい香りがします。レンチンの料理を子供と一緒にご飯を食べてみて下さい。
「〇〇のメーカの餃子はいいけど、唐揚げはいまいちだったね~」とか、「レンジで5分ってあったけど、うちのレンジは6分が良かったね。」とか、そんな会話が出来るはずです。問題(不登校の話題)と全く別の話がいいのです。でも、共通する話題で話すのです。子供はどれだけ救われるかわかりません。
一人ではないということを、ご飯を通してもう一度積み上げていくことが目的なのです。家族がいつでもそばにいたのに、心の中がぐちゃぐちゃになっていて上手く伝えれなくて、孤独だったのかもしれません。温かいご飯の湯気や、料理の香り、フライパンからの炒める音、美味しい味覚、五感が働くようになります。ご飯の力は偉大です。家族はご飯のために帰ってくるようになります。

まとめ

これらがざっくりとした、不登校に対する準備になります。もしかしたら、数日で復活するかもしれません。もしかしたら、考える以上に根の深いことに気付くかもしれません。学校を替わる選択をすることになるかもしれません。病院で専門医にかからなければいけないかもしれません。未来は、どうなるのか誰もわからないのです。でも、出来ることが明確になれば、今日を大切に過ごせます。今日出来ることをしましょう。コツは、素速い対処です。上の3つのことをしていくうちに、不登校の原因が浮上してくると思います。いつの間にか自己解決していく時もあります。不登校の解決は学校に行くことだけが正解なわけではありません。いくつもの道があります。まずは、今出来ることをお母さんが一つ一つ進んでみて下さい。強くて優しいお母さんになれます。

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