絵本 たまらんちゃん 作・絵つぼいじゅり

よむきっかけ

3才と2才の姉妹の子どもたちは、キッチンが大好きで、お手伝いが大好きです。
自分で何でもやってみたい好奇心のかたまりの子どもたち。初めてのお料理にはたまごは最強ですね。
コンコンと割る楽しさ。つるーんとゆでたまごをむく楽しさ。ぐるぐる混ぜたときの変化!
子どもたちは、そんなたまごのかわいい表紙に吸い込まれていくのです。
読み終わってからも、たまごを見ては、子どもたちの中で、たまちゃんと、らんちゃんのおはなしが続いているようです。

なかよしがテーマ

たまちゃんは黄身。らんちゃんは白身。
たまちゃんとらんちゃんは一心同体なのです。大の仲良しでいつも一緒にいるのがあたりまえ。
でも、でも、ある日、離ればなれになってしまった。
さあ、たいへん。離ればなれは不安。
離ればなれは、さみしい。
子どもたちは、離ればなれのシーンを見て、「かなしいね。」とか、「えーん、えーんって泣いているね。」とストーリに入り込んでいきます。
離ればなれの、らんちゃん。たまちゃんには、それぞれに試練がやってきます。そのころには、子どもたちは次のページが見たくて、絵本に手をかけてきます。破れる勢いなので注意です(笑)
最後にはたまちゃんもらんちゃんも再会して、子どもたちもにっこり嬉しくなるハッピーエンド。

ここに注意!!!!

この絵本は、夜寝る前には読まないほうがいいですよ。
絵本を読み終わると、たまごを見たい!といってキッチンに向かうのです。そして、必ず、たまごをコンコンしたいのです。
たまちゃんとらんちゃんの冒険を再現したいのでしょう。
ケーキを作るのは大変なので、たいていはホットケーキを作ります。
絵本を読む→キッチンに行く→コンコンしたがる→ホットケーキを焼く
たまらんちゃんは、ここまでがワンセットなので、我が家では夜には読まず、お昼に読んで一緒にホットケーキを焼くのです。

子どもたちの空想の世界

たまらんちゃんを読んでから、子どもたちはゆでたまごを食べるときには、「らんちゃ~ん」と言い、黄身に到達する頃には「たまちゃ~ん」と言いながら食べているのですが・・・その後も、何やらその時その時のストーリーを作りあげていきます。
たまごが擬人化しているのでしょうか。
でも、それを聞き返したりすると、一気に子どもたちは現実のたまごに戻ってしまうのです。
何やらつぶやいていることが聞きたくてそばで聞き耳を立てるのですが・・・残念ながら聞き取れないのです。子どもたちが創る空想の世界には大人は入り込めないようです。子どもたちがつぶやきや空想の世界に入ったときは、おはなしが完結するまでそっとしておいてあげて下さいね~
身近なものが、擬人化したストーリになると子どもたちはそこから、一気に自分たちの世界に引き込んでいく力があるようです。大人には、もう見えなくなった世界を子どもたちは、いとも簡単に再現したり膨らませているようです。今のこの時期にしかできない絵本の読み方だと思うのです。
たまらんちゃんを読んでから、子どもたちは、たまごにたまちゃんとらんちゃんの存在を認めているのです。絵本には子ども自身の世界を広げるという役割があるのでしょう。

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