
中学では、バドミントン部。時々、中距離走に駆り出される臨時陸上部。
高校では、SK部=即効、帰宅部。進路を考えることなくのんびりと過ごす。進学しないのであれば、就職しなければならないんだ。と、考えた途端に急にあせりはじめる。このままで、どこにも大学に行けないと知り、何とか偏差値をあげるべく勉強し始める。高2の秋だった。後半、受験勉強の時間確保のため極力学校を欠席。早退することを不真面目な奴と認定され、担任の地理の先生にお前なんかがいける大学なんてどこにもないとののしられる。このころに、先生や大人がすべてが決して正しいわけではないと、心に刻む。
大学では、経済学部で専攻は人口論。哲学研究会に所属。半年、アメリカに留学。友達や仲間に恵まれのびのびと学生生活を過ごす。アルバイトでは、接客を学ぶ。
大学卒業後、すぐに結婚。海あり山ありの田舎暮らし。一姫二太郎、二児の母となる。
フラワーデザインを学ぶ。NFD1級。NFD講師。
育児に目途がついたころから、販売の仕事をする。高額商品の販売の面白さにに魅了される。
この時に、集客力、販売力の奥深さを知り、心理学、スピリチュアル、ビジネス書、自己啓発本を読み漁る。
販売に、法則的な答えを求めて学んだが、なかなか成果につながらず挫折をたくさん味わう。仕事の挫折は、氷山の一角にすぎず、実は、自分の挫折は家庭も仕事も人間関係も経済もすべてに繋がっているのだと悟る。引いては自分と真に向き合うしか解決できないのだと思い知る。販売から、人生の機微を学ぶ。
基礎固めを念頭に、販売の仕事を徹底的に洗い出し、考えたことはすぐに行動に移す。トライ&エラーをくり返すうちに、販売力が数字に反映していく。ご縁からの素敵なお客様にたくさん出会い、出会ったお客様の9割を顧客として定着させていく。顧客作りの定着化により、会社の煩わしい売り上げ目標や、ノルマに振り回されることなく優雅に数字を作れる販売員になる。入社4か月目、エリア数百人で1位の成績を収める。常にビリを占めていたので、社内では騒然となる。数字のない人間の扱いと、数字を叩き出す人間の取り扱いが大きく変わることを知る。
それ以降は、一定の優秀な数字を維持する。数字に苦しむことなく、毎日、顧客様と会話を楽しみ努力しない販売方法を見つけ、楽しく仕事をする。
ネットショップの運営。フラワーデザイン教室の運営。
主人と二人暮らし。実父の介護あり、時々ちびっ子(娘の子ども=孫)のお泊りありの主婦。大学3年の息子あり。